技術士二次試験の大問2の勉強で押さえておきたいポイント

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こんにちは、たつぼんです。

僕は技術士第二次試験に合格して技術士の資格を取得しましたので、技術士第二次試験の試験勉強に関する情報を発信しています!

技術士第二次試験合格証
技術士第二次試験合格証
たつぼん
技術士試験の大問2で勉強するときのポイントが知りたいなぁ

こんなお悩みを持たれている方もおられると思います。

そこで本記事では、技術士第二次試験の大問2の勉強で押さえておきたいポイントを紹介します!

・大問2の問題に対して押さえておきたいポイントの参考が分かります。
・大問2の勉強どのようなポイントを押えるべきか知りたい方

・大問2では、基礎知識を押さえていることを示すことが重要で、高い技術力を示すことはあまり重要ではないことを理解しておくのが良いと思いました。

・業務遂行問題では、実務経験を振り返ることで、ある問題に対してどのように検討、対処できたかを理解することで回答しやすくなります。また、文章化する際にも全体を構成しやすいと思います。

大問2(専門知識・業務遂行問題)の出題形式の概要

試験問題表紙の外観を撮影した写真
試験問題表紙の外観
たつぼん
まず、大問2の出題形式から振り返りたいと思います!

専門分野に合せた問題を選択して回答

大問2ではⅡー1、Ⅱー2の2題が出題されます。

鋼構造及びコンクリートでは、

Ⅱー1ー1、Ⅱー1-2:鋼構造(どちらかを選択して回答)
Ⅱー1ー3、Ⅱー1-4:コンクリート(どちらかを選択して回答)

Ⅱー2-1:鋼構造
Ⅱー2-2:コンクリート

の合計2題を解答するという形式です。

たつぼん
詳細は技術士HPより過去数年間分の問題が掲載されていますので、そちらをご確認頂くのが早いと思います。

専門知識・業務遂行問題で問われるもの

技術士HPから過去問を閲覧頂くと詳細が分かりますので、そちらも参照してみて下さい。

Ⅱー1:専門知識
    例えば、○○工法についての概要、特徴、留意点などを問う。
Ⅱー2:
業務遂行
    例えば、○○の条件下で問題が発生しないように、対策と関係機関との調整などを問う。

問われているものを確認すると、普段の業務で学んだことや、工事のトラブル対応での経験が活かせるような問題だと感じました。

たつぼん
問われているものを確認すると、普段の業務で学んだことや、工事のトラブル対応での経験が活かせるような問題だと感じました。

専門知識・業務遂行問題の勉強方法

Ⅱー1:専門知識問題

専門知識の問題の例を撮影した写真
専門知識の問題の例

学習範囲を決める

たつぼん
先ほど、問われているもので専門知識と書きましたが、単に「専門知識」と言われても範囲が膨大過ぎますよね。

膨大とは思われない方もおられるかもしれませんが私は膨大だと感じました。

なので、私は専門知識の勉強を始める前に過去問で問われているものを洗い出しました。

洗い出したことで、

・似たような問題が数年間隔で出題されている。

・同じ問題が問われることもある。

・問われる内容に傾向がある。

ということが分かりました。

なので、

たつぼん
手当たり次第に専門知識を勉強する前に、過去問で出題された専門知識から始めることが効率が良いと思いました!

余力がある場合は、勉強した専門知識から派生するキーワードをピックアップして勉強することもお勧めします。

矢は多い方が当たる確率が上がりますからね!

問われていることに合わせた学習方法

たつぼん
学習範囲は分かったけどいざ勉強しようとしたときに何を学べばよいのかを考えました!

ただ、こちらも過去問を確認して何を問われているのかを確認しました。

例えば、鋼構造の鋼材に関する出題の場合、「鋼材の特徴、利点、留意点を述べろ」と問われます。

この回答に対する勉強方法として私は、

たつぼん
鋼材を調査して上記の内容を整理することで良いんだよね?

と考えました。

しかし、調査すると多くの情報を得られますが、答案用紙のスペースの中で記述しないといけません。

しかも、簡潔明瞭な記載が求めらます。

そうすると、

たつぼん
調査した情報を精査して文章化する必要があるから、どのように文章化するのかを考えた方がいいんだな!

となります。

文章化して、推敲を繰り返すと文章のクオリティが上がります!

たつぼん
何度も書いて訓練したり、先輩や上司の方に添削頂くと上達度合も早いですよ!

先ほどの例はあくまでも一例になりますが、基本的にはどのような出題がされても、

メカニズム(原理)、特徴、メリット・デメリット、留意点とその改善策

を押さえておくことが重要です。

たつぼん
例えば、鋼橋の架設工法として「クレーンベント工法」を挙げたとして下記のように考えてみました!

こちらも先ほど同様に、

どのような工法特徴があるのか

この工法で施工した場合のメリット・デメリット

施工上の留意点とその改善策

を押さえておく必要があります。

私の場合はエクセル表で整理していたのですが、

◆クレーンベント工法
特徴:ベント上に橋桁部材を置きながら架設していく工法
利点:
比較的短期間で架設でき、架設費用も安価
留意点:
河川や道路でベントが置けない場合は落とし込み架設が必要
改善策:仕口調整が必要

このような感じでメモ程度にして整理しました。

たつぼん
過去問で出題されたものを整理していったのでかなりの量になりました…

Ⅱー2: 業務遂行問題

業務遂行の問題の例を撮影した写真
業務遂行の問題の例

業務遂行とは?

初受験で勉強を始めたときには、

たつぼん
どうしたらいい?なにを勉強すればいい?

となりました。

私の勝手な解釈を簡単に言うと、

ある条件のもとで目的を達成するうえで・・・
・何が問題なのか
・どのような対策をとるのか
・業務を進めるうえで他機関とどのように調整するのか

こんな感じです!

技術士には問題を事前に察知して、対策を施せる能力が必要なので、ここではその能力が問われています!

業務遂行問題の勉強方法

たつぼん
こちらも過去問を確認しました!

過去問を確認すると、「不具合事例を挙げて、調査、検討すべき事項」という問題が出題されていたので、

私自身が携わった工事、もしくは業務で発生したトラブルや未然にトラブルを防げた事例を調査しました。

たつぼん
僕の場合を例として下記にご紹介します!
・事前検討として留意点や課題の洗い出し
・対策の立案
・他部署との意見交換
・実施工時の問題・対処

上記は記録として残っているので整理しやすいです。

また、自分がメインで携わった業務であれば回答も書きやすいですし、

詳細を把握している内容であれば回答として間違った方向へは行きにくいです。

たつぼん
あとは文章で分かりやすく伝えることに専念するだけです!

勉強方法のおさらい

たつぼん
改めて勉強方法のポイントを簡潔にまとめると下記の感じです!

Ⅱー1:専門知識問題のポイント

過去問を調査して出題傾向と問われていることを確認する。

専門知識の回答では、メカニズム(原理)、特徴、メリット・デメリット、留意点とその改善策を押さえて学ぶのが重要です。

Ⅱー2:業務遂行問題のポイント

自分の携わった業務を振り返り、事前検討から業務完了までに実施した検討・対策・他部門との調整・実施工時の問題と対処を整理する。

上記の情報が集まれば、後はひたすら文章化して特訓するのみです!

大問2の勉強をした感想

大問2は他の問題に比べて高評価が取得しやすい問題です。

たつぼん
なので、過去問で出題された用語や事例は確実に回答できるように勉強しました。

特に大問2は専門用語が問われやすいので、理解していれば確実に点数がもらえます!

また、業務遂行も事例と対策を理解すれば高い点数が取得できると考えていました。

そのため、

たつぼん
紹介したポイントを押えて勉強したことでより効率的に知識量を増やすことができ、また業務遂行の問題で提示された事例に対しても回答できたな~!

と感じました。

押さえるべきポイントは他にもあるかもしれませんので、

勉強しながら高評価に繋がる重要なポイントを見つけることも重要です!

まとめ

今回は「技術士二次試験の大問2の勉強で押さえておきたいポイント」について解説しました。

大問2の専門知識・業務遂行問題の詳細な勉強方法も知りたいなぁという方に、

以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひ併せて読んでみてください。

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